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’10秋の比叡山を訪れて12 石垣の門前町・坂本散策5 西教寺参拝

100919大津坂本西教寺総門1 100919大津坂本西教寺総門3
最後に訪れたのは日吉大社から北東へ一キロの西教寺です。

正式には天台真盛宗総本山戒光山兼法勝西教寺 (てんだいしんせいしゅうそうほんざんかいこうさんけんほっしょうさいきょうじ)と言われ天台宗の一派のようです。
推古天皇26年(618年)に聖徳太子が開基されたのが荒廃し、鎌倉時代末期の14世紀に再興、文明18年(1486)に入寺された真盛上人によって盛んになり独自の宗派を持ち全国に約四百余りの末寺を有する総本山となりました。

100919大津坂本西教寺参道 100919大津坂本西教寺宿坊と琵琶湖
参道には宿坊が数軒建ってあって高い所から琵琶湖が良く見えます。

100919大津坂本西教寺宗祖大師殿 門 (1) 100919大津坂本西教寺宗祖大師殿 門 (2)
境内にある宗祖大師殿唐門桃山時代の建築にありがちな曲線のある屋根です。

100919大津坂本西教寺本堂
本堂は18世紀に再建された重要文化財です。 こちらは無料で参拝できます。

100919大津坂本西教寺総門明智光秀碑 100919大津坂本西教寺明智光秀一族墓 (1) 100919大津坂本西教寺明智光秀一族墓 (2)
西教寺織田信長を暗殺した明智光秀の菩提寺で一族の墓があります。本堂近くに供養塔があります。
比叡山ともども西教寺を含むこの地域を焼き討ちにした織田信長を退治したとして地域の英雄かもしれません。 また、焼き討ちの後の坂本の復興を始めたのも光秀です。

100919大津坂本西教寺客殿1 100919大津坂本西教寺客殿2
境内には伏見桃山城の旧殿が移設された重要文化財客殿があり桃山時代の建築、狩野派の絵画を残している貴重なお寺です。

100919大津坂本西教寺書院庭園
美しい庭園もあります。

100919大津坂本西教寺猿装飾
この寺院にも猿が神格化されていて日吉大社同様あちこちに猿の装飾が施してあります。


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’10秋の比叡山を訪れて11 石垣の門前町・坂本散策4 日吉大社参拝3

広い境内の日吉大社には他にもいろいろお宮があります。

100919大津坂本日吉大社山王神輿収蔵庫 (1) 100919大津坂本日吉大社山王神輿収蔵庫 (2)
その中に桃山時代から江戸時代にかけて作られた7基の神輿があり、展示されています。
今は毎年4月に行われる山王祭に使われますが、信長の比叡山焼き討ちまで延暦寺の僧兵神輿をかついで逢坂峠を越えて京都の朝廷に強訴したそうです。
それだけ山法師は政治的な力を持っていたということです。

100919大津坂本日吉大社東本宮楼門 100919大津坂本日吉大社東本宮本殿 (1) 100919大津坂本日吉大社東本宮本殿 (3) 100919大津坂本日吉大社東本宮本殿装飾
こちらは東本宮です。
こちらも本殿国宝に指定されています。 
御祭神・大山咋神(おおやまくいの)が祭られています。 
ちなみに御祭神の絵を拝見すると僧俗の神様がいらっしゃいます。 それだけ延暦寺との関係が深く、神仏習合を象徴されています。 そのため、信長の比叡山焼き討ちに巻き込まれて境内の社殿等が焼失しました。 ただ、神主はこっそり逃がしてもらったそうです。

こちらも例外なく信長の比叡山焼き討ちで焼失しましたが、西本宮と同じで江戸時代に再建されました。

再び、日吉大社のサイトによると・・・。
http://www6.ocn.ne.jp/~hiyoshi3/history_h.htm
死後、天海僧正により山王一実神道の教学のもと、東照大権現の神号を贈られ、初めは久能山、後に日光へお祀りされました。

日光東照宮との関係もあるようです。 今回は参拝しませんでしたが境内には日吉東照宮もあり、日光東照宮の雛形だそうです。


東西本宮の檜皮葺の屋根、装飾に時代(桃山時代)を感じさせます。


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’10秋の比叡山を訪れて10 石垣の門前町・坂本散策3 日吉大社参拝2

日吉大社大宮橋を渡って奥へ歩くと鳥居が見えてきます。

100919大津坂本日吉大社山王鳥居
山王鳥居という通常の鳥居の上に三角形の破風が乗った形状をしています。

日吉大社のサイトによると・・・
仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされます。山王信仰の象徴であるため、山王鳥居と呼ばれています。山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、唐の天台山の守護神「山王元弼真君(さんのうげんひつしんくん)」にちなみ、既に比叡山の守護神としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の信仰です。

天台宗の守護神と比叡山の守護神が一つになった神仏習合ということです。 日吉大社は全国に約4000の分霊社があり、、「日枝」「日吉」「山王」などと呼ばれているそうです。 ちなみに東京・永田町の日枝神社もその一つで江戸の鎮守として庶民から徳川将軍家まで篤く信仰されました。 永田町の日枝神社にも山王鳥居があります。

100919大津坂本日吉大社神猿 (1) 100919大津坂本日吉大社神猿 (2)
さらに進むと日枝神社の神様のお使いの神猿(まさる)さんがいます。
ちなみにインドのヒンドゥー教にはハヌマーンという猿の神様がいます。 天神様の牛といい、日本の神道と似ていますがあちらは牛や猿が神様ですが、日本の神社にいる動物は神様の使いというのが違いです。

さらに奥へ進むと西本宮があり、重要文化財に指定された西本宮楼門があります。
100919大津坂本日吉大社西本宮楼門
よく見ると軒下の四隅に木彫りの神猿さんが4匹、屋根を支えています。
100919大津坂本日吉大社西本宮楼門神猿 (1) 100919大津坂本日吉大社西本宮楼門神猿 (3) 100919大津坂本日吉大社西本宮楼門神猿 (4) 100919大津坂本日吉大社西本宮楼門神猿 (5)
100919大津坂本日吉大社西本宮楼門神猿 (2)
「棟持ち猿」とも呼ばれ縁起物だそうです。
神猿さんお守りなど、境内で色々なグッズで売られています。 お好きな方はどうぞ!

100919大津坂本日吉大社西本宮本殿 (1) 100919大津坂本日吉大社西本宮本殿 (2)
日吉大社には西本宮東本宮の二つの本宮があります。
こちらは西本宮本殿です。
信長の比叡山焼き討ちの際、焼失しましたが天正14年(1586年)に再建されました。(日吉大社すべて同時期に焼失、再建されたそうです) 現在では国宝に指定されています。
もともと、日吉大社に無かったのですが天智天皇七年(668年)の大津京遷都の際に奈良県の三輪山(大神(おおみわ)神社)から大己貴神(おおなむちのかみ)国家鎮護の神として御神霊を御迎えました。
大津京壬申の乱により5年後に廃止され、再び飛鳥へ遷都されましたが西本宮はそのまま残されたようです。

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’10秋の比叡山を訪れて9 石垣の門前町・坂本散策2 日吉大社参拝1

100919大津坂本日吉大社参道 (1)
本家鶴喜そば本店にて昼食後に坂本随一の神社・日吉大社まで参拝に行ってきました。

100919大津坂本日吉大社参道 (2) 100919大津坂本日吉大社参道 (3)
坂本の町比叡山延暦寺の門前町で、門前町にありがちな賑やかさが無く、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定される静かな町並みでした。
石垣は穴太衆積み(あのうしゅうづみ)と呼ばれ坂本の大字・穴太一体に古くから居住している比叡山の土木営繕の御用を勤めていた穴太衆という職人集団によるものです。 加工しない自然のままの石面を巧みに用いて石積みの面を構成しているのが特徴とか。 穴太衆は渡来人出身とも言われ、織田信長比叡山焼き討ちの際に穴太衆積みの石垣が堅牢で崩せなかったことから以後、築城に穴太衆を使ったと言われます。 以来、日本の城郭の石垣は穴太衆がなんらかの形で係わっているそうです。
現代でも穴太衆積みの技術は粟田建設さんが継承されています。

100919大津坂本日吉大社参道 (4)
石垣に囲まれた坊は延暦寺にいた高齢になった僧侶で天台座主の許可を得た者が山を降り、住み込む隠居坊で里坊(さとぼう)というそうです。

100919大津坂本日吉大社鳥居 100919大津坂本日吉大社大絵馬
参道を進むと赤い大きな鳥居絵馬が見えてきました。 日吉大社です。

受付で参拝券を購入すると大宮川にかかる石の橋が見えます。
100919大津坂本日吉大社大宮橋 (1) 100919大津坂本日吉大社大宮橋 (2)
大宮橋という江戸時代の寛文9年(1669)にかけられた石造の橋で重要文化財に指定されています。

100919大津坂本日吉大社走井橋 (1) 100919大津坂本日吉大社走井橋 (2)
同じく大宮川にかかる石造の走井橋です。

100919大津坂本日吉大社二宮橋
こちらも大宮川にかかる二宮橋です。
以上3つの橋は「日吉三橋」と呼ばれています。

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’10秋の比叡山を訪れて7 延暦寺参拝3

100919坂本ケーブル延暦寺駅 (2) 100919坂本ケーブル延暦寺駅 (3) 100919坂本ケーブル延暦寺駅 (5) 100919坂本ケーブル延暦寺駅 (4)
坂本ケーブルケーブル延暦寺駅です。
1927(昭和2)年、開業の駅舎は1997(平成9)年には国の登録有形文化財となりました。

100919坂本ケーブル延暦寺駅 (9) 100919坂本ケーブル延暦寺駅 (8) 100919坂本ケーブル延暦寺駅 (10) 100919坂本ケーブル延暦寺駅 (11)
神戸の洋館を思わせるモダンな装飾ですね。

100919坂本ケーブル延暦寺駅から見た琵琶湖
海抜654mの見晴台からです。 これは琵琶湖大橋付近。

100919坂本ケーブル延暦寺駅から見た大津 (1)
大津市の中心付近です。 左から近江大橋がかかる瀬田川河口付近です。
高い建物は大津プリンスホテル です。
琵琶湖の奥に大津港があります。

100919坂本ケーブル延暦寺駅から見た三井寺
延暦寺と宗派争いをした三井寺も見えました。

100919坂本ケーブル延暦寺駅 (12)
モダンな車両はインダストリアルデザイナー・桜田秀美さんのデザインです。

100919大津坂本ケーブル (1) 100919大津坂本ケーブル-(3) 100919大津坂本ケーブル-(4)
100919大津坂本ケーブル-(5) 100919大津坂本ケーブル-(6)
坂本ケーブル日本最長の2025mです。
杉木立の中を進んで行きました。

坂本ケーブルのサイトによると・・・
「霊山の山肌に、開発の爪痕が一切残らないように」という延暦寺や、「車窓から神聖なる官幣大社の社殿を見下ろされるのは」という日吉大社の要望を受け、大津から線路が見えないよう配慮された結果、坂本ケーブルは、トンネル2カ所を含む、カーブの連続した2025mの路線となりました。

11分でケーブル坂本駅に到着です。
100919大津坂本ケーブル坂本駅 (4) 100919大津坂本ケーブル坂本駅 (6) 100919大津坂本ケーブル坂本駅 (5)
ケーブル延暦寺駅も駅舎は1927(昭和2)年開業で1997(平成9)年には国の登録有形文化財となりました。

100919大津坂本ケーブル坂本駅 (1) 100919大津坂本ケーブル坂本駅 (2)
こちらもモダンな造りです。

100919大津坂本ケーブル坂本駅 (3)
延暦寺駅との標高差は約500m。 温度差は5℃です。
延暦寺は夏は快適かもしれませんが、冬は過酷な環境になりそうです。

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プロフィール

笹団子@東京

Author:笹団子@東京
名前:笹団子
年齢:不詳
誕生日:不明
性別:男
職業:不詳
一言:東京在住の笹団子の食べ歩き+温泉+猫ネタetcのブログ

2009年11月以前の話題については旧ブログ、笹団子のひとりごと http://green.ap.teacup.com/gogodango/ をご覧になって下さい。

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